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研修会報告

臨床歯科麻酔管理指導医認定講習・試験を受講しました。

2023-04-26
チェックNEW
臨床歯科麻酔管理指導医になるために☆
歯科麻酔管理指導医
こんにちは。
この度、歯科界の新たな取り組みを行っている日本歯科医学振興機構(JDA)の取組みに賛同し、今後の歯科医療・歯科医学の発展の為に、歯科医師としての役割をもって臨みましたので、ここにご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
まずご存じの方もいらっしゃると思いますが、海外の歯科医院では・・歯科衛生士が麻酔を行うことが承認されています。

え・・本当に??
と思われる方の方が多いかと思います。

日本はどうなのでしょうか?
実は・・我が国において歯科衛生士が麻酔を行えることは広く知られていないのが現状なのです。
 歯科衛生士が麻酔を行える条件とは
歯科医師法や歯科衛生士法、厚生労働省の通達により、ある一定の条件を満たすことで、歯科診療の補助としての麻酔を歯科衛生士の手で行う事が可能になるということです。

日本歯科医学振興機構(JDA)での講習会の目的は、歯科衛生士が行える業務の拡張を目指す一環だと思いました。ただし、法的に問題が無いことと、医療を統括する厚生省の許認化が必要であり、その問題をクリアーしていることを講習会の最初に詳細に説明されたので、安心して講習会に臨めました。

歯科衛生士が法の正しい理解と歯科麻酔学の知識・技術を習得し、局所麻酔を打てる事が出来るようになれば、歯周治療において、歯科医師の指示のもと、自ら局所麻酔を打って、歯周治療を行うことが出来るようになるというものです。

局所麻酔を打つ為に必要な解剖の知識、また使用する局所麻酔薬の知識と安全に使えるようになるための知識、更に局所麻酔を打った際に起こりうる偶発症とその対応の方法まで、実に詳細に解説、講義されたのは、この講習会を受講している歯科医師、歯科衛生士の方々にとって、極めて有益だと感じました。
午後からは、偶発症が起きた際の対応の方法の実技と、マネキンを使った訓練、練習を繰り返し行って、午前の学習を定着させるようなカリキュラムでありました。丸1日充実したセミナー・訓練を行いましたが、この臨床歯科麻酔認定講習会を主催する機構の意気込みを感じました。
認定試験については、合格ラインが80%というかなり難易度の高いもので、テキストの事前学習をしておかなければ合格は難しいと思われ、国家試験レベルで学習し直し、同時に試験に挑む歯科衛生士の試験対策の為に想定される問題集も作成し学ばせました。

試験の結果は未発表ではありますが、この活動が歯科医師と歯科衛生士のやりがいを最大限に引き出す活動であり、今後の歯科界の明るい未来につながることを期待しています。
●診療科目
・一般診療 ・小児歯科診療
・審美歯科診療 ・予防歯科診療
 
●診療時間
診療時間
 
●診療時間
・午前/9:30~13:30
(最終受付12:30)
・午後/15:00~19:00
(最終受付18:00)

※木曜午後は17:00まで
(最終受付16:00)
(第三木曜日は院内研修のため、全日または午後からお休みを頂いております。)
※土曜午後は14:30~16:30まで
(最終受付15:30)

【日・祝日】休診

※臨時休診日はホームページでお知らせいたします。

診療は予約制となっております。 
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